10月 2009
神戸の神前式について
先日まで長々と湊川神社について紹介していたからか、神前式のことで個人的に思ったことがあります。
ここ近年の式の形態で人気があるのは、第一位は圧倒的にキリスト教式、第二位が人前式、次いで神前式、仏前式と並びます。
キリスト教式は神戸ばかりか海外でも挙式される方がいらっしゃるくらいで、近代から続く洋風趣味によって人気を博しているともいえるでしょう。
しかし、キリスト教式というくらいですから、その中身は新郎新婦がキリスト教徒になったつもりで臨まなくてはいけません。
そのため、人気の順位はいずれ人前式の方が高くなるであろうと予測されます。
無宗教者が多い神戸、そして日本においては、宗教にとらわれない結婚式というものが望まれているのです。
キリスト教式はキリスト教、仏前は仏教、では神前は?
考えるまでもありませんが、神前式は神道です。
神道とは、平たく言えば日本神話。
日本書紀や古事記にまつわる宗教です。
しかし、私は神道は宗教とは少し違うような気がしています。
こんなことを言うと関係者の方には叱られてしまいそうですが・・・。
日本神話は日本という国の成り立ちと密接に関わっています。
だから神道は日本の歴史の一部であるように私には思えるのです。
宗教以前の問題。
だから、日本で生まれ育ち、これから暮らしていく者として、神前式を神道だからと敬遠してしまうのではなく、この国の歴史を敬うつもりでこの形態を選択しても良いのではないかと考えたのですよ。
また、先日までご紹介した神戸の湊川神社なんかは、歴史上に実在した人物を祀っている神社ですからね。
神前式といえば、日本の古い歴史と密接にかかわる京都や奈良において盛んですけど、神戸にも有名なのがあってなんだか嬉しく思います。
京都のお見合いパーティーや奈良のお見合いパーティーのカップルも、神戸の湊川神社で神前式・・・なんて考えてみてはいかがでしょう?
湊川神社楠公会館:挙式次第
神前式は興味あるけど、流れを知らないのでピンと来ないという神戸の方も多いと思います。
ちょうど良いところに、湊川神社のサイトに式次第が載せられていたので、私なりにまとめてみました。
神戸以外でも、和歌山のお見合いパーティーや滋賀のお見合いパーティーなどでも婚活されている方々、ぜひ参考にしてください。
以下は、挙式プランのうち「天の儀」の場合。
1 ◎ 参進の儀(道楽)
新郎新婦の入場にあたるプログラム。
雅楽演奏の中、本殿まで行列となって進みます。
2 ◎ 修祓
式の前の、清めのおはらい。
3 ◎ 斎主祝詞奏上
幸福の祈り。
斎主によって神様に結婚の報告がなされます。
4 ◎ 三献の儀
新郎新婦がお神酒を酌み交わします。
5 ◎ 指輪の儀
指輪交換
6 ◎ 誓の詞奏上
新郎新婦による誓いの言葉。
7 ◎ 新郎新婦玉串拝礼
8 ◎ 媒酌人又は親族代表玉串拝礼
神様にお参り。
9 ◎ 神楽奉奏(浦安の舞)
巫女による鈴舞。
10 ◎ 親子親族盃の儀
両家一同のお神酒による親族の固め。
11 ◎ 斎主挨拶
斎主による結婚の儀終了の挨拶と、祝福の言葉。
12 ◎ 一同退下
13 ◎ 五色の祝福
行列での、本殿からの退出。
・・・以上。
神戸のキリスト教式と比べたわけではありませんが、けっこう長いというか・・・内容がとても充実しているような気がします。
その分、結婚に対してしっかりと気持ちを固めることができそうですよね。
湊川神社楠公会館
住所:〒650-0015兵庫県神戸市中央区多聞通3-1-1
電話:078(371)0005
FAX:078(371)7364
サイト:http://www.minatogawajinja.or.jp/nankou/wedding/